家計を圧迫している暖房費を節約する工夫

節約

ここ最近の電気代、ガス代、灯油代。

どれをとっても値上がりがひどく例年の2割から3割増しになっているようです。

物価の高騰から物の値段がなんでも高くなっているわけではありますが、収入は増えないというこの矛盾。

今の収入でやりくりするには、いかに節約するか!

これに尽きるわけです。

特に暖房費はキツイ!

暖房を切って生活するわけにはいきませんよね。

わが家でも今年から始めた節電しつつ快適に過ごせるために方法を共有させていただきます。

家の断熱能力を考える

まずは家の断熱状況を考えてみましょう。

いくら暖房をフル稼働していても熱が外に出て行ってしまっては資源の無駄使いになってしまいます。

つまりこの断熱能力こそが冬場、特に夜の寒さを和らげることになります。

一般的に家の熱は窓から50%、外壁から20%、換気で16%、床から10%、屋根から4%と考えられているようです。

この放熱割合が今回の重要事項になります。

もちろん家のスペックによりますが、窓付近の温度が5℃上がると暖房いらずになると言われるほど窓の断熱は重要となります。

実際に窓を二重窓にするリフォームの売り上げは30%近くも上がっているんだそうです。

業者に頼むと断熱性の高い樹脂製の窓枠を設置し、作業時間20分ほど、費用8万円~9万円くらいで施工が可能とのことです。

寒くて過ごすことのできないくらい寒い部屋なら施工を頼むのもアリかもしれません。

ここまでではなくとも、日曜大工程度でできる内窓を作るキットもホームセンターにはあって、これなら1万円くらいで内窓を作成することができます。

やはり二重窓は暖かいんですね。

北海道の住宅は気密性が高く温かいのが特徴です。

窓も二重窓が当たり前です。

そのため北海道の人は冬でもTシャツ姿で過ごします。

さすがに家のリフォームは難しいし、借家では手を加えることはできません。

そこで、できる範囲で家の熱を逃がさない方法を考えていく必要あります。

ホームセンターではすでに様々な断熱の手段が提案されている

一度は見たことがあるかもしれませんが、ホームセンターへ行くと沢山の暖房器具と共に、家の暖房効率を上げる手段となるアイテムがたくさん並んでいます。

すきま風をふさぐスポンジ付きのテープや、こたつやじゅうたんの下に敷く耐熱アルミのシート。

そんな中でも窓からの放熱が一番重要とのことですので、わが家では家の中でも最も寒い北側の窓に対策をしてみました。

使用するアイテムはコチラです。

窓に貼る断熱シートになります。

こちらを北側の寒い場所の窓に貼り付けました。

一般的にはこのように窓のガラス面に大きさが合うようにカットして水を霧吹きして貼り付けます。

とても簡単です。

しかし先ほどの二重窓の再現ではありませんが、木枠の部分から覆ってしまえば二重窓のようになるのではと思いやってみたのがコチラ。

太めのマスキングテープでほぼ密封状態の簡易二重窓になりました。

これが大成功でキッチンが北側にあって寒く、床も冷たかったんですが、かなり改善されました。

正直言ってここまで改善されるとは思いませんでしたが、かなり快適になったと思います。

見直すべき節電と暖房の効率

実際にはまだまだたくさんの知恵と工夫はあると思います。

・窓の外についている雨戸、シャッターを日没と共に閉める。

・朝日と共にカーテンを開け日光を入れる。

・効率よく日光を入れるために窓の掃除をこまめに。外から見られる心配のない窓ならレースのカーテンも開けて日光を入れる。

・断熱のカーテンを導入してみる。

窓意外に関わることとしては、

・エアコンのフィルターをこまめに清掃する。(効果絶大)

・加湿器で湿度を上げる。(湿度が高い方が温かく感じる)

・家の換気量の見直し、24時間換気や必要以上の換気がされていて温かい空気が外に放出されすぎている。

・保温の水筒、マグで温かい飲み物を飲む。

・高性能な衣類(ヒートテックもいいが極暖はもっといい等)

あげればキリがないくらい様々な生活の知恵は存在すると思います。

電気代やガス代を考えるなら、夜更かししないで一家で早めの消灯とか、お風呂はなるべく連続して時間をかためて入ってしまうとか。

家で当たり前のように実践している工夫なんかもあるはずです。

ひとつひとつ考えていくといつかは大きな節約につながると思います。

賢い消費者になりましょう。

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